井上哲郎
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3,256円(本体2,960円、税296円)
60系客車の北海道向けオハ62・オハフ62がリニューアルされ、スハニ62も登場いたします! 9548 オハフ62 9549 オハ62 9550 スハニ62 終戦後の混乱期に疲弊しきったインフラや車両をやりくりして、どうにか輸送を継続していた1950年代初頭の国鉄には、大正時代に製造された木造客車が多数残存していました。超満員の輸送時にはしばしば車体の破損事故が生じたほか、万が一の脱線や衝突などの際には車体が粉砕されて被害が大きくなるなど事態が深刻さを増す一方、GHQの方針として車両の新造が認められない状況にありました。そこで窮余の策として、名義上は「木造客車の改造」としながらも、実質的には鋼製客車を大量かつ短期間に整備する計画が立てられました。 この計画に基づき、17m級の木造客車の台枠を切り接いで20m級台枠とし、台車など流用できる部品は可能な限り再利用しつつ、スハ43系に似た切妻の鋼製車体を載せて誕生したのが、鋼体化客車と呼ばれる60系客車です。17m級から20m級への大型化によって輸送力の向上も達成され、系列全体で約3,500両という膨大な数が改造により登場しました。 当初は、側面窓の幅が木造客車を踏襲した700ミリで、3連ごとの配列となった「オハ60」および「オハフ60」が1949年に登場しました。その後、窓幅をオハ35などに準拠した1000ミリ幅に拡大した改良型として、「オハフ61」が1950年、「オハ61」が1951年に登場しました。オハ61は1,052両、オハフ61は795両が製造され、いずれも本州以南の地域で幅広く活躍しました。系列には3等座席車や荷物車のほか、郵便と荷物の合造車など多種多様な車両が存在していました。 オハ61系の座席は、シートピッチが木造客車と同様に狭く、背もたれも板張りで居住性に難があったため、主にローカル線の普通列車を中心に投入され、他形式の旧型客車と混結されて運用されていました。 また、オハ61は特別二等車のオロ61に改造され、後に冷房を取り付けてスロ62へ、さらにお座敷列車化されてスロ81になるなど、個性的な改造を受けた車両も多数存在します。他にも、オハニ63の台車を乗り心地の良いものに振り替えた優等列車用のオハニ36や、荷物車・救援車への転用、さらには気動車化されてキハ08となった車両など、その後の展開も非常に多岐にわたります。 10系軽量客車以降、50系客車が登場するまで普通列車用の客車が長らく新造されなかったため、結果としてオハ61系の活躍期間は延びることとなり、旧型客車の晩年まで各地で姿を見ることができました。塗色については、登場時は車体色が当時の客車列車の標準であるぶどう色1号でしたが、1959年に国鉄車両塗色規定の変更にあわせて順次やや明るいぶどう色2号へと変更されています。さらに後年、一部の車両は多客期の急行・快速列車に使用するため、車体塗装が青15号に変更されたものもありました。 しかし、老朽化と地方路線の電車化・気動車化の進展に伴い次第に活躍の場を失い、国鉄末期には急速に廃車が進みました。オハ61およびオハフ61は、1987年3月の国鉄分割民営化までに全車が廃車となり廃形式となり、形式消滅しており、JR各社に承継された車両はありません。 オハ62は、オハ61の寒地仕様で二重窓を装備した車両です。130両が登場しました。 オハフ62は、オハフ61の寒地仕様で二重窓を装備した車両です。30両が登場しました。 スハニ62は、オハニ61の寒地仕様車です。45両が登場しました。大型の蓄電池箱や二重窓を備えていました。 オハ62・オハフ62の道北・道東で活躍した車両は歯車式発電機を備えていたのが特徴でした。標準型のベルト式では厳寒時に凍結や雪の付着によるスリップで発電不能になる恐れがあるため、車軸の回転を歯車とシャフトドライブを介して直接発電機へ伝える仕組みになっています。 また、釧網本線や石北本線・五能線などの混合列車用の客車は、編成の都合上、機関車と客車の間に貨車が連結されるために機関車からのSG供給が受けられないため、ストーブに代わって軽油燃焼式温気暖房装置を設置していました。これは、ストーブ設置のために座席を撤去する必要がなくなるという利点があります。 普通「かもめ」は、旭川・深川〜増毛・小平間函館本線・留萌本線・羽幌線経由の臨時海水浴列車です。 蒸気機関車列車時代は、深川発着で、留萌本線増毛・羽幌線小平までの運転が行われ、特に復路の上り列車では、それぞれの列車が留萌で増結車を連結していました。 小平発列車は、羽幌線内では、最大客車4両編成で、留萌で増結が行われ、8両編成などになっていました。 増毛発列車は、留萌で増結が行われ、最大10両編成となっていました。 牽引機は、9600や、C55などが担当し、ヘッドマークも用意されました。 蒸気機関車引退後は気動車化されました。 1989年に、留萌本線に浜中海水浴場が臨時駅として開設された後は、快速列車となり、お座敷車や、アコモ改善を加え青帯を加えたキハ56などが使用されました。 1995年に、浜中海水浴場が廃止されると共に、快速「かもめ」も廃止されました。 ◇商品内容 <共通> 側面窓の二重窓枠は、印刷で再現いたします。 蓄電池箱は、大型のものを再現いたします。 歯車式車軸発電機パーツ・温気暖房機パーツが付属いたします。 ダミーカプラー・端梁パーツが付属いたします。 乗降ドアは、プレスドアを再現いたします。 車番は、選択式で転写シートが付属いたします。 新集電システム・黒色車輪を採用いたします。 <オハフ62> 北海道向けの普通緩急車オハフ62を再現いたします。 妻面貫通扉は木製で窓が大型のものを再現いたします。 床下パーツは、歯車式発電機取付用のフラットな形状のものを取り付け済みです。交換用にベルト式発電機装備の形状を付属いたします。 テールライトは、車掌室側のみ点灯式です。ON-OFFスイッチ付です。 <オハ62> 北海道向けのオハ62を再現いたします。 床下パーツは、歯車式発電機取付用のフラットな形状のものを取り付け済みです。交換用にベルト式発電機装備の形状を付属いたします。 <スハニ62> 北海道向けの座席荷物合造車スハニ62を再現いたします。 妻面貫通扉は、Hゴム大窓の姿を再現いたします。 テールライトは、荷物室側のみ点灯式です。ON-OFFスイッチ付です。 屋根上の煙突は再現しません。 ◇オプショナルパーツ <0734>室内照明ユニットLC(電球色LED) <0373>自連形TNカプラー(SP・黒・6個入) <特記事項> 下記商品は、生産中止となります。 9514 オハ62 9515 オハフ62 是非、スハ32・オハ35・スハ45などの客車での客車列車や、各種国鉄貨車との混合貨物列車などをこの機会にいかがでしょうか?