井上哲郎
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9,680円(本体8,800円、税880円)
巨大な貨物ヤードの片隅で日夜重い貨車を捌き続けた、縁の下の力持ち! 関西の物流を支えた吹田第一機関区に所属し、無骨な初期型の形態を最後まで保ち続けたDE11 11号機が、登場いたします!! A1391 DE11 11号機 吹田第一機関区 国鉄末期までは貨物ヤードが全国の拠点駅にあり、貨車を行先別に組み換え、編成を仕立てる入換作業が行われていました。貨物ヤードで使用される機関車は高いけん引力、頻繁な方向転換に対応した機動力など、本線用とは異なる性能が求められました。 それまで蒸気機関車で行われていた入換作業を無煙化するべくDD12・DD13といったディーゼル機関車が開発されましたが、牽引力不足のため蒸気機関車を置き換えるに至らず、そのための切り札として1967年に開発されたのがDE11形ディーゼル機関車です。 DE11は、エンジン・台車・車体構造は前年に開発されたDE10形をベースとし、けん引力向上のためコンクリート製死重を積み、粘着力向上のための軸重増加、SG(蒸気発生装置)非搭載、総括制御回路省略などの設計変更が行われました。入換専用機として必要なものを装備し、客車牽引や本線重連運転などの装備を省いた形です。死重増載などにより、運転整備重量がDE10の65tから、DE11では70tに増加し、軸重も重くなりました。 1967年に試作機としてDE10 901号機が製造され、試験を受けた後、量産が行われることとなりました。 0番台は、量産型として1968年から65両が製造されました。 1000番台は、DE10 1000番台・1500番台と同様にエンジン出力を増強したグループで、1970年から46両が製造されました。 1900番台は、1975年に製造された低騒音型試作機で、騒音低減のための新技術が盛り込まれ、1両のみが製造されました。 2000番台は、1979年に横浜羽沢駅入換用として登場しました。横浜羽沢駅は住宅地に近接しているため1901号機よりも騒音対策が徹底され、その特殊な防音スカートなどの装備のため車体長が延長されており、4両が製造されました。 合計116両が製造され、新鶴見・稲沢第一・吹田第一・大宮など、巨大な操車場に近接する機関区に分散配置され、重入換の主力機として活躍しました。また、軸重が14tと重いため線路規格の低いローカル線への入線はできなかったものの、軌道構造が強化されている都市部の貨物支線(東海道貨物線や鶴見線など)では、その強大な牽引力を活かした小運転(短距離の貨物列車の牽引)にも充当されるなど、ヤード内にとどまらない幅広い運用をこなしました。 しかしながら、全国的な貨物列車の削減と拠点間直行方式への輸送体系の集約、そして1984年2月の貨物ヤード機能の全廃により、残存した一部の車両は貨物駅や運転所での入換用に転用されたものの、大半が余剰となったことから急速に数を減らしました。1987年の国鉄分割民営化時にJR東日本およびJR貨物に承継されたのはわずか18両のみであり、それらの車両も後継機の登場や老朽化により引退が進んでいます。 DE11 11号機は、1968年に製造された0番台初期グループの1両で、1987年2月の吹田機関区での廃車まで生涯の大半を吹田第一機関区で活躍しました。前位側台車はD T132A型を装備し、ジャンパ栓の無い端梁、上から下までストレートでSGホース掛けの無い前面手すりなど初期型DE11の特徴を最後まで保っていました。 ◇商品概要 A1397 DE11 1号機(2011年6月発売)を元にしたバリエーション商品です。 DE11の内、DML61ZAエンジンを搭載する0番台を灰色+朱色4号に白帯の標準色で製品化いたします。 ゾロ目ナンバー「DE11-11」を印刷いたします。 区名札に吹田第一機関区の「吹一」を印刷いたします。 ヘッドライトは、点灯式です。消灯スイッチなしとなります。 ◇ ご注意 ◇ 部品共用のため一部実車とは異なります。 ◇オプション 室内灯 : 対応なし カプラー : 対応なし 是非、操車場で重入換で活躍したDE11をこの機会にいかがでしょうか? 0番台としてワム80000や、ワラ1・トラ70000など、様々な貨車と共に往時の国鉄貨物の活気ある姿がお楽しみいただけます! また、模型ならではとして、実車では中々機会のなかった本線での貨物列車牽引などでもお楽しみいただけます!!